こんにちは。我が家でやって良かったこと、それは「ママペイ」です。まだお小遣いは早いかなと思っていたころ中学年ぐらいまでママペイをやっていました。やり方やメリット・デメリットと思われること、などをお伝えてしていきたいと思います。
ママペイとは
ママペイとは、ママが作った架空のお金です。これを小学校1年生の時にお小遣いの代わりにあげることにしました。
これがなかなか良かった!
お手伝いや勉強などご褒美で、釣るのは良いのか?どうなのか?問題はありますが、我が家ではご褒美あげてました。お金でも勉強になると思いますが、現金のやりとりが少しまだ怖かったのと、それだけの小銭を両替したりする手間を考え、ひとまずママペイという形でやってみました。
ママペイのやり方
それぞれのご家庭のやり方でもちろんオッケーですよ。ママペイの決まりはないので、お子様と考えながらやってみるのが一番楽しいと思いますが、
一つの例として我が家のやり方をご紹介しますね。
ママペイのルール
- ママペイの紙幣は10、50、100、500の紙幣を使う
- おおよそのレートは10=10円
- ママペイ&財布を子供と一緒に作る
- ママペイの取得方法(お手伝い&課題)は子供と一緒に考える
- お手伝い、課題は未知数(その各家庭で必要なことならなんでも)
- 両替なども適宜行う(数の計算になる)100ペイが5枚溜まったら500ペイに、など。
- 溜まったペイで実際にお金ではないご褒美に交換
ママペイ取得項目(例)
- 食事のお手伝い
- 植物への水あげ
- 朝勉強(ドリル課題)
- そろばんの練習したら(5枚)
- ピアノの練習したら(課題曲の1日の目標まで)
- 朝、自分で起きられたら
- 挨拶がきちんとできたら
- 学校で手を挙げられたら
各ご家庭で些細なことからなんでもOK
ちなみに、わが家では子供に価値があること、大切なことだよ、と思うことにペイを支払っていました。お金を貰えるからやるんだ!とならず、「これは大事なことだから価値があるんだ」と、理解してくれたと思っています。(そう信じています・・・)
ペイからのご褒美
ペイが集まったら、それぞれ商品と交換できるシステムでした。
とーってもワクワクと楽しそうでした
ちなみに、景品はペイに合わせておおよその金額程度のお菓子だったり、ノートだったり、付箋だったり、シールだったり、大きなものは動物園など娘が行きたいところに行く券だったり、それも各家庭で子供と話し合うのがいいのかなと思いますよ。
ちなみに、普通に家族で水族館に遊びに行った翌月に、ペイがたまって「水族館!」と言われたこともありました笑それはそれで、親は絶対に選ばない行先だったと思うので、面白かったです。きっと、もう一度見たい何かがあるんだろうなと、思って連れて行きましたよ。
ママペイのメリット・デメリット
ママペイのメリット
- 大きな駆動力になる
- お金の感覚が分かるようになる
- 駆動力から、習慣になる
- こういう仕事ややらなきゃいけない大事な事があるんだ、と分かる
- 親子のコミュニケーションにつながる
- ワクワクする
ママペイのデメリット
- システムや、ペイを作るのが大変で手間
- 報酬がないとやらなくなる、という懸念がある
- なんでもお金換算になってしまう、かも知れない
ママペイ・パパペイ・ババペイなど報酬方式のやり方だと、報酬がないとやらなくなる・・という考えの方もいます。確かに靴をそろえていくら・・・なんて、報酬がなくてもやってほしいことです。
ただ、「みんなの靴をそろえる」に変えればそれは報酬としてとらえてもいいのではないかと思います。そうやって、ママペイの条件を色々と親子で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
わが家の考えとしては、その駆動力とお金の勉強、コミュニケーションとして使っていました。動かないことには始まらない。やってみたらそれが身に付き、当たり前になる・・だったらいいと思っています。また、靴をそろえるということが、身に着くか付かないかも大事ですが、「そういう価値のあること」として覚えることが目的だった気がします。
ママペイをしたことによる成果
張り切って課題をするように
ママペイを始めようと言って、二人で(パパにも共有)ルールやペイ取得の内容を決めていく時、自ら「早起きする!」「玄関の靴をそろえる!」とか、「学校で手を挙げる」など思い浮かんできたようで、それらを張り切ってやるようになりました。鼻先の人参かもしれませんが、わが家では大事なことを意識してもらう、まずは動くこと、でもいいんじゃないかと思っていました。
お金は稼ぐものという感覚と数字
そして、これ。「一週間やりきれたら50ペイもらえるから頑張らなきゃ」と花に水をあげることを率先していたり、あと100ペイで500ペイになるから、そしたらあのサンリオのハンカチが欲しい!から頑張ろう、とか。
お金に関して数字が分かるようになってきて、実際のお金も感覚として分かってくるようになりました。
スーパーでもやしを見て「38ペイだね」と言っていましたが・・・
親子で楽しい時間だった
そもそも、コミュニケーションツールとして、親子での楽しい時間でした。ペイのルール作りから、景品まできめたり、実際に紙幣や財布を作ったり、そのやり取りも含めておままごとの大人版(←本人談)のようで楽しかったです。
ママペイいかがですか
お小遣いにはまだ早いかな?でもそろそろお金やご褒美の在り方を少し考えたいと思われている方は是非一度、お子様とのコミュニケーションの一環としても、ママペイ(パパペイ)やってみてはいかがでしょうか。