(HSCの子育て)子供が暗い顔で帰ってきたから心配でしかたがないママへ

こんにちは、りみです。お子様がいつもと違う暗い顔で帰ってきたり、いつもは楽しそうにする学校の話を避けていたりすると心配になりますよね

心配で心配で疲れ切ってしまう、自分の心を立て直したい、考え方を変えて大きな心でわが子を見守りたいと思っているママたちもいると思います。私がそうでした。HSC寄りの娘を持つ私も心配性でよれよれになる日々でした。

今回、そんな私が考え方を変えて少し楽になったことを書いています。心配性のママたちへ少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

わが家の娘も、小学校生活で何度かこんな日がありました。そして、娘にはそんな態度は見せないように最大限努力していましたが、内心は心配で心配で仕方がなく、心が疲弊してきました。

心配したくなくてもしちゃうんですよね・・・

だけど、本当に身が持たない。そんな時に色々と考え、その行動と考え方で心が軽くなってきました。実際に杞憂に終わることがほとんどです。

目次

子どもが暗い顔で帰ってきた時にすること

まず、学校から帰ってきた子供がいつもと様子が違うなと感じたときにするべき行動はなんでしょう。

何があったのか知る

知りたいし、知る必要があると思っています。どうってことないことかどうかは、その先の判断だと思っています。ただこのいつもと違う暗い顔、悲しいまなざしの理由が知りたいからと言って、

どうしたの、何々?なにがあったのーーーー???

と本人にいきなりは、聞けないですよね。(聞きたいけど)子育て本にもいろいろと書いてあります。そんな聞き方だめーと。私もこんな気持ちでいっぱいになりましたが、さすがに我慢していました。

  • 子供が自ら話し出すまで待つ。ひたすら待つ。
  • 普段通りの接し方をする

言ってくれればまだいいけど、言わないですよね

親に心配かけたくない、恥ずかしいことと思っているみたいです

何があったのか知る方法

子どもからなにも話さない、辛そうにしている、暗い顔をしている、などがあればやはりこちらから働きかけるのがいいと思います。次第に話したくなる雰囲気になるかもしれません。

娘は次の方法で話し始めていました。

  • いつも通りより、優しい言葉をかける
  • あなたの味方だよ、大事に思っているよという言葉をさりげなくかける
  • お風呂に一緒に入って他愛のない話をする(お友達の話・先生の話・授業の話)
  • 夜寝る前に親子の時間をゆっくり作ってみる(お茶タイム・トランプ・ボードゲーム・折り紙)

それでも話さない、それでもつらい時間が続いているようなら

連絡帳や電話などで担任の先生と子供の様子を共有しましょう

学校で何かあったのなら、担任の先生が何か知っていることがあるかもしれませんし、その後のお子さんの様子を注意して見ていてくださると思います。お願いするのもいいと思います。

対処方法

何で悩んでいるか、何がつらいのか、悲しいのかが分かったらその後の対処を淡々としましょう。内容によってはわが子がかわいそうで心が痛くて、感情的になってしまいそうですが、淡々とまずは対処したいですね。

学校で叱られた・失敗した・自己嫌悪

この場合は、叱られた、失敗した、嫌な授業が明日ある・・など。原因が学校の授業中の出来事だった場合、切り抜け方を自ら学んでいる最中だと思います。

放っておきました・・・

ただ、自己嫌悪に関しては度が過ぎると失敗が怖くなって、次に進めなくなってしまう可能性がありますよね

先生によっては「失敗してもいいよ、自分の考えを話せることが素晴らしいよ」と思ってくださる先生もいれば、せっかく勇気をもって答えたことも、「なんでそうなったの?じゃあ、こうなったらどうなの?」と子供が言葉に詰まるまで、攻めていく先生にも出会いました。

後者の先生はかなりきつかったです・・・

だけど、先生を選べない、先生の考えを変えられないのが現実です。だから、失敗に対して「きにしないでいいよー」「失敗は成功のもとだよー」「失敗なんて、どうってことないよー」「失敗はチャンスだよー」などと家族として常に伝えてあげることかなと思っています。

給食が食べられなかった・給食の時間に嫌なことがあった

これは、意外と問題だと思っていて、昔は「残すな」の精神で家庭でも学校でも無理やり食べていた時代がありましたが、トラウマになっている方も多いのではないでしょうか。

好き嫌いの克服などは各家庭でゆっくりと対処すればよく、学校などの集団生活では拷問になってしまいそうです。それぞれ体格の違い、発育の違い、食の細さ、アレルギーなど多くの生徒がいます。それを食べるまで遊べない、クループ全員が残される、などいじめにつながりそうなことも、未だにあることに驚きますが、そんな時は担任の先生に相談することをお勧めします。そもそも給食は楽しい時間であってほしいです。

わが家でも食の訓練をしています

ちなみに、食品ロスということをからめて学習につなげるのは素晴らしいですね。きっと子供の個性と、社会問題を上手に学びにつなげて居る学校もあると思います。

友達とのトラブル

実は、お子さんの暗い顔の原因のほとんどが友達とのトラブルではないでしょうか。トラブルの内容にもよりますが、普通にただ「気が合わなくて嫌な思いをした」「喧嘩した」でしたら聞いてあげるだけで、スッキリすることもあったりします。

また、生徒の中で授業を邪魔する、問題行動を起こす子がいるなど、自分に被害はないけれどそれが気になってしまう場合もあるようです(娘はありませんでしたが他のママが悩んでいました)これは、先生にお任せするしかないですね。そして学校や社会というのは色んな人がいます。私の時代にも席に座っていられない子はいましたが、特に問題なく過ごしていました。過剰に反応するのも良くないのかなと思います。この場合、子どもというよりは親の方が心配なのかもしれませんね。

一番心配なのは、仲間外れだったり無視されたり、何かを強要されたり、などがあったときです。これはいじめです。

すぐに学校や先生に連絡して共有したほうがいいです

1年生の時の先生にも言われましたが、いじめの芽は早いうちに摘んだ方がいいということでした。先生に何かをお願いする、というよりも「こんなことがあった」という状況を説明して、状況を共有するというのがいいかなと思います

あとは、先生と家庭との連携になると思いますが、早めに対処すればそれだけ学校での状況も把握できたりすることもあります。

昨今、先生が一緒になって子供をイジメていたとか、頼りにならないなど言われてしまうこともありますが、それはごく一部の先生であって真摯に向き合ってくださる先生方はたくさんいます。まずは、担任の先生へ相談してみましょう。

ちなみに、担任の先生が原因だったり問題があったりしたら副担任や、副校長先生に迷いなく伝えていくことをお勧めします。

子供を守るのは大人です

子どもの心を守る

安心感を与えたい

ママやパパやおばあちゃんやおじいちゃんや兄弟、姉妹や親戚や仲のいいお友達などが、あなたの味方はたくさんいるよ、大丈夫だよ!と伝えていました。安心感を与えました。

そして、それらを対処していることも伝えました。特に低学年は親が介入してあげることでホッとする子も多いと思います。高学年なら、一緒に文句を言ってあげます。(実際言いたくなるし)ここで子供を聖人君主のように理想論で苦しめないことも大事だと思いました。

  • 味方はたくさんいる!
  • ママや周りの大人が守る
  • ちゃんと見ているから大丈夫
  • 一緒に文句を言う(理不尽な我慢をさせない)

強いメンタルも作りたい

それと同時に、「ひとりなら一人でかっこいい、本でも読んで知性をあげよう!」ということ。意地悪してくる子とは同等にならない、カッコ悪いということも教えていました。

  • 一人ならそれはかっこいい!
  • イジメてる、無視してる子の方が知性が低くてカッコ悪い
  • 自分は自分の時間を大切に他のことを身に着けよう
  • 友達は多いことが偉いんじゃない
  • 人生の主役はあなた、わき役の言うことなんてどうでもいい

そしていよいよ、自分の心を軽くする

ここまできて、いよいよ自分の心を軽くするということになりますが、最初にここを読んでいただいてもいいと思います。子供は翌日にはケロッとしてしまうこともあるし、心配が杞憂に終わることが多いと感じたからです。

  • 子供は社会生活を学んでいる最中、他人と色々あってあたりまえ
  • いじめ以外のことは介入したら成長のチャンスを奪ってしまう
  • 学校でピンチ、トラブルを回避する方法を学んでいる
  • 私と子供の人生は別。考えも性格もちがってあたりまえ。つらいとは限らない
  • いざという時は、何が何でも守るから大丈夫
  • 大人になった時にママがいないとダメな子になったら・・・恐ろしい
  • 自分も色々あって学んできた
  • 子供は意外と強い!信じてあげることが自信につながっていく

そういうことです。みんなが最高の小学校生活で、毎日が笑って過ごす毎日なわけがなく、むしろそんな子は稀なんじゃないかと思います。

だから、日々悩んで学んで笑って泣いて成長しているんですよね。

私もまだまだ不安で心配しちゃいがちですが、6年生になってかなり変わってきたなと思っています。今は何か嫌な事があっても娘がさっさと話してくるし、それなりに受入れ、やり過ごす術を見つけているみたいです

娘とは別の人格で、別の人生を歩みます。娘を信じて遠くから見守りたいと思います。

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