こんにちは、りみです。ママ友同士の間でも、親戚との会話でも「ひとりっ子はかわいそう」と耳にすることがあります。わが子も含め、ひとりっ子は本当にかわいそうなのでしょうか。そんなことはないはずです。今回の話題はひとりっ子についてです。一人っ子を持つママ。あなたの心が少しでも軽くなりますように。
ひとりっ子のお子さんを持つママの声
ひとりっ子はそんなにかわいそうなのかな
知り合いの方に「ひとりっ子はかわいそう」という言葉をかけられ、落ち込んだという方がいます。
「兄弟はつくらないの?」「ひとりっ子はわがままになっちゃうね」的な言葉も、まさにステレオタイプの暴力発言に近いんじゃないかと思っています。
他人の子をかわいそうなんて、失礼すぎます
うちも、ひとりっ子の娘を育てていますが、高齢出産もあり、最初からひとりっ子かなぁと思いながら生みました。なので、あまりそういった外の言葉が入って来なかった(聞く耳を持たなかった?)のかなと思っています。そういえば「姉妹は?」って言われたことあったかな?どうだったかな?という程度でしたし、周りにもひとりっ子で決まり!という家庭が何人かいたのも、あまり気にしていなかった理由かもしれません。
だけど、思い返せば夫側の親戚からはチラホラと「姉妹欲しいっていってみたら?」なんて娘に言っているのを耳にしてましたが、そのたびに軽く聞き流していました。
だって、産むのも育てるのも私でしょう?
ちなみに娘は姉妹を欲しがりませんでした。(ママをひとり占めしたいから)だそうです。(キュンです)
他人をジャッジする「マウンティングかわいそう」に気を付けて
兄弟が多すぎてかわいそう、いとこがいなくて可哀そう、同姓兄弟じゃなくてかわいそう、住んでるところが狭くてかわいそう、親の年収低くてかわいそう、田舎に住んでてかわいそう、自然がなくてかわいそう、お兄ちゃんが頭良すぎてかわいそう、弟が才能あふれてかわいそう、ひとりっ子でかわいそう。
あふれてる、あふれてる・・・
こういうことは、世の中にゴロゴロとあふれています。自分が歩んできた道や価値観が絶対正しいと思いたい人たちのマウントに、心を傷める必要はないと思います。いわば、「マウンティングかわいそう」ですね。
兄弟・姉妹がいてもひとりっ子でも、それぞれの悩みや不安があったり、将来のためにこの子にはこんな育て方がいいのかなって、みんなその子にあった子育てを模索していますよね。
気を付けて!世の中には、自分の価値観でジャッジしてくる「マウンティングかわいそう」であふれていますよ
そんな言葉に反応していたら、一体誰のために、なんの承認を得るために生きているのか・・・と思ってしまいます。
「かわいそう」を「いいね」に変えてみたらすごい
そこで提案があります。「かわいそう」という言葉を「いいね」に変えてみたら、ガラッと見える世界が変わってくると思うんです。
ひとりっ子でいいね!
- その子だけを見て丁寧に育てることができる
- 話をゆっくり聞いてあげられる
- なんでも今回が最初で最後という思いで過ごせる(入学・運動会・卒業・発表会等)
- 家族がまとまりやすい
- 家の中が穏やかである
- 姉妹の取り合いなどがない分、欲がないので人に与える子になる(うちはそうでした)
- 多少のお金がかけられる(洋服・身の回り品・習い事など)
- 相続の時にもめない
- 祖父母からの支援
- とにかくかわいい(あ、これは何人いても同じでした!)
もちろん、いいね!の逆を返せば注意しなければいけないこともありますが、まずは状況を認めて前向きに子育てしたいと思うのが先決だと思っています。
そして、「ひとりっ子だとわがままになっちゃうでしょう」という心無い人からの攻撃に心がまけないためには、こんな言葉を胸に子育てしてみてはいかがでしょう。
ひとりっ子の不安を解消する
- 兄弟、姉妹がいなくてかわいそう
- ➡友人関係を築かせてあげるようすればいい
- 親の面倒、相続等ひとりで考えるのかわいそう
- ➡子供に負担のならない方法を生前考えてあげればいい
- 欲が無くなる
- ➡なんでも与えない、本気で欲しがるやりたがるまでやらせない等
このぐらいでしょうか、「ひとりっ子」の不安な要素。あとは、兄弟姉妹がいる家庭なんかは、「姉妹同士で遊んでくれるから、楽よー・・」と聞いたりすると「おお、それはいいねぇ!」と思うこともありました。まぁそれは私たち親と友達で何とかしましょう。ペットなんかもいいですが、環境によりますね。
まとめのお話し
持論ですが、本当にどうでもいいことで悩まないようにしています。そもそも、我がままじゃないです。ひとりっ子はマイペースかも知れないけれど、いつもそこそこ満足している分、お友達に「どうぞ」と譲れる子になっています。また、一人の時間も上手に過ごすことができます。いつも誰かといないとダメな子にはならない強さがあると思います。
でも、兄弟、姉妹がいていいなぁ!と思うこともたくさんあります!!大人になった時にとっても仲がいい兄弟姉妹をみていると、家族間で交流があって楽しそうだなぁ!!って羨ましくなることもあります。
心強いだろうし、楽しそう!
逆に姉妹たちと仲が悪くて、相続問題から絶縁状態に発展している友達をみていると、他人とちがい、切れない兄弟関係って大変だなと心が痛くなったりします。
だから、やっぱりどちらがいいなんて分からないんです。
うちの娘は、姉妹が欲しい?と聞いた時にきっぱり「いらない」と言いました。ママをひとり占めしたいもん!と言っていました。(二度目のキュンです)実際に、今もひとり占めしていますが、十分な愛情を与えられることで、情緒も安定しているんじゃないかな、と思っています。
逆に兄弟・姉妹がいる子たちは、その子たちからの愛情ももらったりと、それぞれの良さがあるなぁと思っています。
小学校4年生の時に「今なら姉妹いてもいいかもって思える~」って言われたときには、少しひるんでしまいましたが(すでにアラフィフ)ひとりっ子で良かったね!という理由を二人でたくさん話したあとぎゅーとした記憶があります。そして、とっても満足そうに「やっぱりひとりっ子でいい!」とにっこりしていました。我が家はそれしか選択肢がないこともありましたが、現実と向き合うことは大事だから。
それぞれの家庭には、それぞれの理由があり選択があるはずですよね。他の人のマウンティングかわいそうのような他人の偏った価値観で嫌な気持ちになる必要はありませんよ。
わが子と向き合って、わが子と触れ合って嬉しい成長を感じて生活していけば、きっとこれでいいんだって思えるはずです。もちろん、ひとりっ子でも何人っ子でも!
そういえば先日、6人姉妹の大家族をテレビでみたのですが、本当ににぎやかで楽しそうでした。いいなぁ!!って思いました。6人姉妹、それも素敵です。
何人っ子でも素敵です!
悩まないで、受け入れてそれぞれ楽しみましょう。私もひとりっ子の親として、これからも楽しんでいきます!