こんにちは、りみです。
さて、昨今「頭が良くなる習い事」でおなじみのピアノについてです。
娘の習い事でもあったピアノですが、最初こそ楽しく練習もしていましたが、最後の1年ぐらいはほぼ意地のような感じで続けていた苦しい習い事でした
もっと早く決断すればよかった・・・
さて、今回は娘のピアノをやめようと決断を後押しした私の幼少期のピアノについてです。そういえば・・・と過去の思いを馳せてみれば、答えはそこにあったんです。
娘のピアノレッスンやめまーす
ピアノを習うきっかけ
ドレスが着たい!
私は幼稚園の年少さんから幼馴染のお友達と一緒にピアノを習うことになりました。理由は単純で、発表会のドレスが着たい!という理由でした。今のように、衣装も借りられて気軽な写真スタジオなどない時代。あんな夢みたいなドレス着る機会を逃したらもったいない。スポットライトを浴びたいというのも密かにあったかもしれませんが。
子供ってそんなもの・・・
母親の勧め
私の母は、ピアノに憧れつつも戦後の大家族。とてもピアノが習える環境ではなかったため、娘にはピアノを習わせてあげたい!と思っていたようです。母の気持ちを汲んで・・というよりは、きっかけをもらったという感じです。
母のために・・とは微塵も思ってない
自己肯定感が上がらない
一緒に習い始めた幼馴染
私にとってはこの子の存在が最も重要でした。
今覚えば・・・ですが・・。
一緒に習い始めた彼女は実は音楽一家。思い返せば最初からピアノの才能にあふれていました。幼馴染と始めたピアノレッスンは、同じバイエル初級の楽譜からスタートしますが、本の進み具合が全然違う。
私が1曲に1,2週間かけているところを彼女は1週間で何曲も終わらせてしまいます。1年もすると、彼女の弾いている楽譜は私には理解できないレベルまで進んでいき、「ごちゃごちゃした音符を読めるなんてすごーい」と私は彼女に羨望のまなざしを向けていました。
ごちゃごちゃした音符・・・表現力のなさよ
気がつかない状況
同時に始めた幼馴染のすごさを知ることとなりますが、それが自分の自己肯定感の足かせになるなんて思いもよらないわけです。なぜなら、母はピアノを習ったこともないし、私がポロンポロンと弾いていたバイエル初級ですら「すごいすごい!いい音色ねぇ、すごいねぇ!」と褒めてくれていたから。
ありがたいことではありますが・・・
さらに、年少さんで習い始めたころ、我が家にピアノはなくて紙の鍵盤で練習していたこともあり、
キョンキョンのドラマか!(古い?)
それが大きなハンデだと思っていたので、気にすることもなく母に褒められながら、毎日の練習も楽しんでやっていました。(楽しんで・・は言い過ぎでした「それなりに」です。すみません)
父も母も褒め上手なので、調子に乗った幼子は「すごい!」「いい音色ねぇ!」「この曲もいいわねぇ」という言葉を疑いもせず(両親の言葉は嘘ではないでしょうが・・・)に次回のレッスンの時に先生に叱られない程度に、ピアノを練習していきました。
そして、小学校に入った時に事件がおきます。長くなってしまうので続きはまた別記事に書きます。
事件ーー!