(HSC寄りの娘)低学年でのトラブル

こんにちは、りみです。前にもお話ししたのですが、うちの娘はHSCの傾向があります。HSC(Highly Sensitive Child)5人に1人はいると言われている「とても繊細な子」です。

今回は、小学校で実際に起こったトラブルと対処方法をお伝えしていこうと思います。HSCの娘にとって大きな喧嘩や暴力などはありませんでしたが、ささやか?と思われることでも本人にとっては、とても辛いことです。

親の私たちが寄り添って、子供の話を聞いて、手を差し伸べるところはどんどん介入していく、という見守り方でHSCの娘の子供時代を自己肯定感を高めるように、関わっていきたいと思っています。

うちの子も「繊細さんかな?」と思ったら是非チェックしてみてくださいね。

目次

小学校低学年でのトラブル

小学校に入って、しばらくしたころ。「学校行きたくない・・・」といいだしました。

どうしたー

両隣の男子たちからのちょっかい

事情を聞くと、両側の男子二人が娘の消しゴムを取って「これ、欲しければジャンケンな!」と言って、毎回ジャンケンしているのが苦痛とのこと。

そっか・・それはつらかったね・・・

あまりにも可愛いエピソードで一瞬笑ってしまいそうでしたが、当然娘は本気です。でも、確かに。低学年で人見知り、HSC気質の娘には、「返してよ」とも「いや、欲しければって、それ私のじゃん」とはハードルが高すぎて言えるわけがない。

うんうん、それは、かわいそうだったね

何故か自分の消しゴムを取り返すために毎回ジャンケンをしていたそうです。そして、ジャンケンを後出しして負けるタイプ(オーマイガ)。

そっかぁ・・・それは悔しかったね

と、心から寄り添ってギュっと抱きしめて、娘と一緒に考えた結果、近々ある面談の時に先生に相談しようか、ということになりました。

解決はすぐに

そんなことがあった翌日。先生から電話がありました。「娘さんの消しゴムを取りあっていた男子2人を今日叱りました」とのこと。

えーーー、はやい!

どうやら、そのやり取りが先生に見つかったらしく2人は叱られたそうです。先生がおっしゃるには「娘さんの気をひきたかったんだと思うんですが、同じ気をひくなら笑わせるぐらいにしなさいと言っておきました!」とのことです。

素敵すぎるじゃないですか、先生!

娘の心は大丈夫ですか?と気遣ってくださり、本当に素晴らしい先生に感謝です。

なんとその後!その男子2人のお母様からそれぞれ電話があり(当時、まだギリギリ連絡網がありました)「息子をきつく叱っておきました、娘さんの心を傷つけてしまって大事な小学校生活がつらいものになってしまってごめんなさい」というような内容で、本当に驚きました。

こちらまで、申し訳なくなるほどで、「ご連絡に感謝します。きっときっと、遊びの延長だと思うのであまり叱らないでくださいね、娘もその場で言えるようにしていきたいと思っています」と、お互いにそれぞれ友好な形で電話をきりました。

ふと・・・わが子が他の子に何かして叱られてしまう、という親のツラさを考えたり、叱られたその子たちのことが気になってしまいました。

大丈夫かな・・・

いじめの芽は早々に摘みます!

先生がおっしゃっていました。「いじめの芽は早々に摘みます!」大したことないじゃない、と思っているうちに大きないじめとなってしまうケースがあるようです。

今回のこともそうですが、低学年の子供はまだ目の前のことの興味のみ、相手が喜んでいるのか困っているのかというのも二の次、他人が見えてないそうです。

先生も、「モンスターペアレンツって思われるかな?と躊躇するご家庭があるんですが、そういうことはすぐに教えてください」と力強くおっしゃっていました。心強いお言葉でした。

今回の先生の対応にとても感謝しておりますが、もし先生が気が付かなかった場合などは、躊躇せずにすぐに連絡することが大事だなと思いました

これは、モンスターではありません。大きなイジメに発展しないための対処なんだということが分かりました。

  • 子供が嫌がって自分で対処できないようならすぐに相談する案件である
  • 躊躇せずに先生に相談する(お互いのため)

その後の状況

HSCの娘の反応

先生から電話があったその日の夜、娘と今回の話をしました。

今日、その男の子たちは叱られたの?

すると娘が、目にいっぱい涙を浮かべて泣き出したのです。どれだけ辛いことだったのだろう・・と思って話を聞いていると、「2人が叱られているのを見るのが辛くて涙が出てきた」と、その場面を思い出して泣いていました。

先生が気が付いてくれて注意をしてくれた時点で、ほっとしたようで、その後はその男の子の気持ちに入り込んでしまって、辛くなっていったようでした

HSCという言葉を知っていたら、しっくりきます

その男の子たちのお母さんとも話して、家では叱らないでねって言っておいたよ。きっとその子たちはりみ子ちゃんと(娘)仲良くしたかっただけなんだよね、と話しました。

少しほっとしたように、その日はぐっすり眠れたようです。

いい夢みてね

翌日学校へいくと

例の男の子たちが、すっかり消しゴムとる遊び?をやめてくれたそうで、むしろ少し笑わせるようなことを娘に言ってきたりしたそうです!

なんてかわいいの!!

やはり、先生の一言がとても重要なんだなと思いました。先生は偉大です。そして、低学年の素直さよ!娘も、本当に嬉しそうで嬉しそうで。

男の子たちが元気そうで嬉しかったと言っていました

今回、早い対処によりすぐに解決しました。芽は早いうちに摘む。これを実践していけばイジメや問題は大きくならないうちに対処できるようになるといいですね。




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