【小学生のいじめ!④】(その後の教室)小学4年生で翌日からいきなりクラスで無視された話

こんにちは。前回まで①~③では、いじめられた経緯と、親と先生を交えた話し合い、そしてクラス中にその問題を提起し、いじめてきた子が私に謝る、というところまでお話ししました。

今回は、その翌日から、その後の話をしていきたいと思います。

目次

翌日からの教室

私がいじめにあっていることを知った先生は、クラスで「いじめなんて、くっだらねーことやめろ」と一蹴し、さらに関わりのある4人を残して、丁寧に一人ひとりの話を聞きました。

いじめた主犯格のA子と2人は先生のいる前で私に謝りました。

そんな翌日の教室。

私は特にすがすがしくもない心情で、教室に入って行きました。むしろ、かえっていじめがひどくなっているんじゃないか?かえって、ぎこちないんじゃないか?と不安だった気がします。

ただ、決めていたことがあります。それは私のことをお母さんに話してくれたその子に「おはよう」と言おうということ。

教室のドアをあけ、その子を見つけると「おはよう」といいました。すると、その周りの子もみんな「おはよう」と笑顔を向けてくれたんです。

嬉しかった。すごく嬉しかった。

でも、まだその子たちのところに行かれません。ランドセルを置いても自分の席からは動けなかったです。

それでも、昨日までとは全然違う教室の空気に心の底からほっとしました。

主犯格含む3人との距離

私をいじめた主犯格であるA子と2人との関係はどうなったか、というと。

私からはやはり目は合わせていませんでした。向こうも合わせて来ていなかったと思います。その子たちの勢力が衰え(たのかは、分かりませんが)静かに3人でかたまっている状況だった気がします。

私も3人を見る余裕がなかったから、よくわかっていません。

ただ、この先卒業するまで、この3人と仲良くすることはなかったです

今さら戻れないし、戻りたくもない。

口先だけの謝罪なんて気まずいだけです。

それに、もし本気で申し訳ないと思っていたとしたら

余計に気まずい。

そのクラスでの過ごし方

その後も何かにつけ、「りみちゃん、こっちおいでー」と誘ってくれるグループが何組もいました。

この同じクラスで3年、4年と一緒に過ごしてきましたが、クラスの大人しい子を私が誘っていた方だったので、本当にくすぐったい気持ちでした。

心から嬉しかった

今思っても、感謝しかないです。声を掛けてくれた子たち。

次第に、フワッとそういったグループの子たちと(不思議とそういう子たちは大勢と仲がいい)一緒にいることになりました。

休み時間も何かのグループ決めも、「りみちゃーん」と誘ってくれるので今までのような地獄にはなりません。

そういう中立のような優しいグループの子たちも、安心して私に声を掛けられる!A子ににらまれることもなく、自分の正義を素直に出せているようでした。

ありがとう・・。

思うことのまとめ

そして、いよいよ5年生のクラス替え。

先生の完全なる配慮です。

その4人とは全て別々のクラスになり、私のクラスは今思っても最高のクラスだったと思います。

担任の先生も、4年生の先生との連携が取れていたようです。

5,6年生のクラスでは今も続く親友たちに恵まれ、みんなが仲のいい仲間意識のあるいいクラスでした。楽しかった!!としか思い出せないほどです。

毎日、ゲラゲラと笑えるようなそんな自分に戻れたのも、大きかったです。

私はしっかりと元通りになりました。

これは、たまたまのクラスのおかげなのか。

先生の配慮のおかげなのか。

自分自身の心の持ちようなのか。

どれも正解な気がしますが。

しいていうなら、4年生のあの時に先生に全てを話し、先生が解決に向けてクラスではなしてくれたこと

これは、大きな出来事だったと思います。

黙っていたら、解決どころかまた同じメンバーの誰かと同じクラスになっていて、ぎこちない辛い思いをしていたかもしれません。

もしかしたら、まだ陰湿ないじめが続いていたかもしれません。

先生に話す勇気。先生が解決しようとしてくれたこと。

クラスには必ず正義感の強い生徒がいます。

小学生、4年生です。正義感の強い子は意外と多くいると思います。

そんな子たちの心に訴える、先生の言葉はとても影響力をもち

その子たちに大きな力を与えると思っています。

これは、世の中の先生方や、親御さんに聞いてほしい、そんな経験でした。

今、悩んでいる方、親御さんを含めた渦中にいる方や、それを知っている方は

勇気を持って周りの大人に相談してください。

大人の人たちは、子供同士のことと下手に気を遣わずに、

こんなバカげたいじめから子供たちを救ってあげてください。

解決するためにかかわって行ってほしいと思います。

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