
2月の本番が近づく1月。周りの「追い込み」の声に、親の方が焦りと緊張で震えてしまいそうになりますよね。塾の先生からも「この時期は親の方が緊張してくるものですよ」と言われ、ハッとしたのを覚えています。
長年「ガラスのハート」と言われてきたわが家のHSC娘にとって、この時期の無理な「詰め込み」は逆効果。何より一番避けたかったのは、プレッシャーで娘が壊れてしまうことでした。
今回は、最後まで「楽しんで終わらせる」ことを目標に走り抜けた、わが家の1月の学習スタイルをお伝えします。わが家のささやかな経験ですが、今、不安の中にいるどなたかの参考になれば嬉しいです。

とにかく、心身ともに健康に走り切るのが目標ー!


塾と家庭学習の「役割分担」を見直そう
塾の授業は、どうしても「その子だけの時間」ではありません。小規模でも集団である以上、必ずしも自分の志望校にぴったりの対策だけをやってくれるわけではないんですよね。特に、中堅校を目指す子にとっては必要のないレベルの難問に時間が割かれることもあります。すべてを完璧にしようとして繊細な子の心が折れてしまわないよう、わが家が大切にした「塾と家の使い分け」をご紹介します。
塾は「緊張感と気分転換」の場。難問は深追いせずその場で終わらせる
わが家の娘は、意外にも塾という場所自体は好きでした。面白い先生とクラスの子たち。それから適度な緊張感。同じ目標を持つ仲間に会うことが、良い気分転換になっていたようです。


ただし、塾でやる「受験校のレベルとかけ離れた難問」には、家では一切手を出さないと決めました。間違えても「あー、難しかったね!」とその場で終わり。解き直しに時間をかけて自信をなくすより、その分早く寝ることを優先しました。
志望校の問題と合わない時は、先生に相談する勇気を
もし塾で「難しすぎる問題ばかりやる」「志望校の傾向と全く違う」と感じる場合は、思い切って先生に相談してみるのが正解だと思います。わが家も、このままでは娘が潰れると思ったら「自宅学習に切り替える」という選択肢を常に持っていました。親が塾のカリキュラムを鵜呑みにせず、子供の顔色を見て「調整」してあげる時期なのだと思います。
家庭学習のテーマは「ミス撲滅」と「自信をつけること」
塾で難問に触れる分、家では徹底的に「できる!」という感覚を積み上げました。1月に家でやるべきことは、学力を上げることよりも、今の力を本番で出し切れるようにすることでした。
ケアレスミスは永遠のテーマな気がしますが。本当によくやらかしていた娘にとっては必須です。
家では基礎と標準問題のみ!ケアレスミスをなくしてリズムを作る
家庭学習では、基礎問題と「難しすぎない応用問題」に絞りました。塾でもらう日々の問題集も、とにかく基礎の徹底。新しい知識を詰め込むのではなく、わかっているはずの問題での「ケアレスミス」をどう防ぐかに集中しました。 「これなら絶対に解ける」という手応えを毎日積み重ねることが、繊細な子の本番での粘り強さに繋がったと感じています。
塾の後は「YouTube」と寝そべりスタートでダッシュ!フラッグチャレンジ風の運動クイズ
塾から帰った後は、すぐにお風呂とごはん。そこでは少しだけYouTubeも解禁して、まずは脳をリラックス。そして夜の仕上げは、勉強感を一切消した「暗記クイズ」です。


挙手ボタン(早押し機)を使って、フラッグチャレンジ風のクイズ形式で楽しみました。私が問題を出し、娘とパパが寝そべった状態からスタートして早押しで競うスタイル。これがもう大盛り上がりでした。 ダッシュだけでなく、時にはうさぎ跳びや後ろ向きに歩くといった、軽い運動を取り入れたゲームの時間。特に歴史や社会は、この遊びの中で確実に知識の定着をしました。「パパには負けないぞ!」という娘のやる気も伝わってきて、最高のコミュニケーションになっていた気がします。



こんなことしてる受験生親子、他にいないかも・・・
娘の気持ちを盛り上げてくれていた「バイブル」
机に向かう時間以外でも、わが家の受験を支えてくれたものがあります。


漫画『2月の勝者』は、もう何度読み返したか分かりません。親もドキドキわくわくしながら楽しめたのですが、娘がはまってしまい、メンタル維持にはもちろん、なんだか気分を盛り上げるツールとして読んでいた気がします。ドラマにもなりましたが、テーマ曲などは毎日のようにかけていました。「みんな緊張しているんだ」「私もこの中の主人公の一人!」とどこか客観的に捉えられた気がします。リラックスするのも大事だけど、この漫画から得た「戦略」と「高揚」は本当に大きかった気がします。
まとめ:親の緊張を捨てて「楽しみながら覚える」を最後まで
1月の直前期、最大限に努力すべきは「勉強の量」ではなく「親子での心身の健康維持」でした。 「こんなことやってる親子、他にいないだろうな……」とは思っていましたが、わが家には「詰め込む」という選択肢はありませんでした。それよりも、親子で最後まで楽しみながら終わらせること。その目標があったからこそ、このスタイルで進めることに不安は一切ありませんでした。実際、本当に楽しい時間でした!
- 塾の難問は深追いしない
- 家庭学習は「基礎」と「ミス防止」に絞る
- 社会や暗記ものは、おもちゃを使って親子で笑いながら
そんな日常の延長線上に、わが家の合格への道はあった気がします。 周りと比べず、お子さんの笑顔を指標にして、この最後の一ヶ月を駆け抜けていけますように。
