中学入学、おめでとうございます。
新しい生活にワクワクする反面、「友達できるかな」「出遅れないかな」 と不安になるのは、子どもだけでなく親にとっても同じだと思います。
うちの娘も入学式の前日までは、とても緊張していました。

「友達できるかな?期待よりも不安が大きくなってきた―」って・・
こんなふうに心配していたのですが、実際には「ちょっとしたきっかけ」から少しずつ友達の輪が広がっていきました。
入学式とその後の数週間は、友達作りのゴールデンタイム。
この記事では、
- 入学式で出遅れないための行動のヒント
- 娘がどうやって友達を作っていったかの体験談
をあわせてご紹介します。


入学式で出遅れないためにできること
入学式の日は、子どもにとって最初の大きな関門。
クラスの中に知っている子が一人もいないと、どうしても緊張してしまいますよね。
でも、小さな行動の積み重ねで十分 なんです。
早めに到着して雰囲気に慣れる
少し早めに到着することで、落ち着いて会場の雰囲気に慣れることができます。
私の娘も、余裕を持って座席に着いたことで少し安心できたようでした。



(娘)「ドキドキしたけど、座って待ってたら気持ちが落ち着いてきた」と言っていました
そんな風に軽くニッコリ挨拶するだけでも、きっかけになりますよ。
席の近くの子に一言だけ声をかける
「よろしくね」「小学校どこ?」など、短い言葉で大丈夫。
相手も緊張しているので、声をかけてもらえるとホッとします。



たった一言声をかけただけで、娘は“仲間ができた”と安心したようでした
- 「小学校どこだった?」
- 「家、遠い?」
- 「このあとどうやって帰るの?」
式の後や帰り道もチャンス
帰り道や校門を出るときに、同じ方向の子と自然に会話が始まることもあります。
また、教室や正門での「入学式」とかかれた看板の前や、写真タイムというのも声を掛けるチャンスでもあります。
このタイミングは意外と話しかけやすいので、勇気を出して一言。



教室での写真撮影タイムで、隣の席の子と一緒にとろう!ってなりました。
最初の数週間で友達をつくる工夫
入学式が終わると、いよいよ授業や学校生活が本格的に始まります。
この時期はまだみんな緊張しているので、ちょっとした会話の積み重ねが友達づくりにつながります。
まずは「挨拶」と「笑顔」を大切に
友達作りの第一歩は、特別なことではなく「おはよう」と「にっこり笑う」こと。
これがあるだけで、相手も声をかけやすくなります。



もう、全員が同級生!クラスメイトなんです!安心して笑顔を作ってください
朝、教室に入ったら大声じゃなくてもいい。「おはよう!」と言ってみましょう。不思議と自分に勇気が湧いてくるのを実感しますよ。
教科書や持ち物をきっかけに話す
「同じものを持っている」「可愛い手帳を持っていた」「教科書を忘れた」など、自然なきっかけが多い時期です。
- 「宿題、むずかしかったね」
- 「どこからやればいいんだっけ?」
- 「明日のテスト、緊張するね」
- 「そのペンかわいい!」



娘は実際につけているキーホルダーを可愛い!と言われてそのキャラクターで話が出来たそうです
グループワークで自然に距離が縮まる
自己紹介や簡単な発表など、グループで活動する機会は仲良くなる大チャンス。
ここで話しかけた子と、そのまま休み時間も一緒に過ごすようになることがあります。
- 「緊張するね、何て言う?」
- 「次、私たちの番だね」
- 「小学校の頃もやったよね」「どこの小学校だった?」これは地元の小学校が違っても、「あの辺知ってる」「誰誰と一緒だ」とか。「何クラスあった?」とかつながっていきます。ちなみに聞いたら、自分も答える「私は〇〇小学校だよ、2クラスしかなくて小さいところだったんだ」とか。



娘の場合は席が近い子たちと「小学校の時面白かった話」を順番にしていって盛り上がったみたいですよ
クラスを超えて広がる交流の始まり
入学してすぐはクラスの中での友達作りが中心ですが、中学生活は長いので焦らなくても大丈夫です。
でもみんなまだまだ固まっていない友達関係です。大丈夫!



人見知りだった娘も今ではクラスを超えて友達が徐々に増えてきています!
だから、「入学式や最初の数日でうまく話せなかった」=「そのまま孤立する」 ということはありません。
- 部活や委員会で毎日顔を合わせるうちに自然と仲良くなる
- 行事を通して学年全体でつながることもある
- 「今はまだ1人かも」と思っても、数か月後には状況が変わっていることが多い
焦らなくても大丈夫、親ができるサポート
親として一番気になるのは「うちの子、友達できるかな」ということ。
でも、焦る必要はありません。子どもたちはそれぞれのペースで友達を見つけていきます。
家は安心できる居場所に
学校で少し緊張していても、家に帰ってホッとできれば大丈夫。
「友達できた?」と毎日聞くよりも、自然に話してくれるのを待つ くらいでちょうどいいと思います。



私もめっちゃ聞きたかったですけど、グッと堪えていました。そしたら娘の方から話してくれるように。今じゃ、うるさいほど。
親が焦らないことが子どもの安心につながる
親が不安そうだと、子どもも「やっぱり自分はダメなのかな」と感じてしまいます。
逆に親がどんと構えて「大丈夫だよ」と見守っていると、子どもは安心して自分のペースで動けます。
小さな変化を見逃さない
「帰宅後に楽しそうに話している」「LINEの友達が一人増えた」
そんな小さなサインも大きな一歩。そして、悩んでいたらそっとしておく。自分で考え、行動するチャンスだと成長を喜ぶ。



そうは言っても、娘が友達の話を楽しそうにしだしたとき、心からほっとしましたけどね。
まとめ
この記事では、中学で友達を作るための具体的な方法をご紹介しました。
「これなら自分でもできそう」と思えるものはありましたか?
最初の数週間は確かに友達作りのチャンスですが、時間がかかっても大丈夫。
あとから大親友になった子もいます。
心配しすぎず、自分らしくいられる関係を少しずつ育てていけばいいのです。
小さな勇気と一歩が、きっと新しいつながりにつながります。
新中学生の皆さん、そして見守る保護者の方にとって、この記事が少しでも安心につながれば嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

