(HSCの子育て)低学年で親がしておくといいと思うこと

こんにちは。うちの娘はHSCの傾向があります。HSC(Highly Sensitive Child)5人に1人はいると言われている「とても繊細な子」です。

そんな娘を持つ親として、今までの経験から何をすれば良かったのか、成功したこと失敗したことなどを書き留めて、同じ不安の渦中にいるママたちの参考になれば嬉しいです。

目次

繊細な低学年のこどもに何をするか

今回は、特に繊細なお子さまを持つママが、新学期に向けて子どもに何をしてあげたらいいのか、ということを考え、提案してみようと思います。

状況を把握する

新学期が始まり新しい環境に身を置くという状況。特に繊細なこどもを持つ保護者には不安が尽きませんが、まずは、こどもの学校のこと(担任やクラスメイト)の把握をすることをお勧めします。

  • 学校の規則
  • 担任の先生を知る
  • どんなクラスメイトがいるかまたその保護者を見る

もちろん、付きっきりで子供と一緒に居られるわけではないので、情報として持てるものはもっておくというこです。PTAなどの役員を引き受けるというのは、是非、低学年のうちにやっていてほしいと思います

PTAとして気軽に学校に行かれるようになるのは、低学年のうちには大きなメリットになります

学校の規則

登校時間、下校時間、給食の時間、授業時間、持っていってはいけないもの、制服や登校するときの洋服や、かばんなど。親がきちんと把握しておく必要があります

担任の先生を知る

年齢や性別ということではなく、担任の先生が教育現場で何を大事にしているか、ということです。いじめは絶対に許さない、宿題は細かいところまでチェックをする、大雑把で楽しく通ってくれることが一番と思っている、食育に力を入れている(残さず食べるを大事にしている)、などなど・・・保護者会では必ず先生の意向や性格をメモしておくといいですよ。

先生を知ることによって、その学年での子供へのフォローの仕方や、先生との距離感などをつかめるようになります。

それから、絶対に言ってはいけないセリフ・・・。あの先生は当たり!あの先生はハズレ!こんな失礼な言葉は絶対に言わないでくださいね。(合う合わない、好き嫌いはありました私も・・)

どんなクラスメイトがいるかまたその保護者を見る

子供から聞いて名前のお友達をメモしておいて、保護者会や授業参観などで確認します。仲良くしている子の保護者には今後のためにもご挨拶しておくといいですね。

また、苦手な子や意地悪をされたなどネガティブな話題のお子様の保護者につても、ご挨拶しておきます。挨拶は軽く「○○の母です。どうぞよろしくお願いします」で良いと思いますよ。軽く。

授業参観では、子どもの様子(特に休み時間)などを見ておくのをお勧めします。どんな子と仲良くしているのか、一人でいるのか。などです。また、他のお友達で一人で居る子なども見ておくと後でお友達になるきっかけが出来るかもしれません。

また、仲良くしている子がいればその保護者と連絡を交換できたらいいですね。「いつも仲良くしてもらってありがとうございます。もしよかったら、ライン交換していただいてもいいですか」など。低学年のうちは親が連絡取り合って遊びに行く、ということもよくある話です。

わが子の安全地帯になる

あとは、ママ(パパ)が安心させてあげることだと思います。いつでも味方でいてあげる。いつでも話を聞いてあげる。これに尽きるのかなと思います。いざという時は、子供の為に最善を尽くすんだという覚悟と共に。

子供の話を聞く

これ、間違えてしまいがちですが・・・根掘り葉掘り「今日どうだった?」とグイグイ聞くのではなくて、子供が話し始めたら、手を止めて目を見て話を聞くということです。

新学期の子供は不安でいっぱいです。良いことも、楽しいことも、嫌なこともゆっくり聞いてあげたいですね。

娘の場合、頭の中で整理するための時間が必要だったみたいで、帰ってからすぐに話す・・というよりは、お風呂に入っている時や、寝る前のゆったりとした時間に「実はね・・・」と話し始めてくれました。

これが今でも続いていて良かったです

否定をしない、ただ認める

そして、その時は最大限の味方になって否定はせずに聞いてあげていました。絶対的な味方なんだ!と思うことで、つらい時も嫌なこともなんでも話せる関係が築いていかれると思います。

思い切り気が済むまで泣かせたこともありました。

時々、「こういう気持ちかも知れないから、何をすればいいかな」とアドバイスのような誘導的な方法をとって、娘がみるみる内に笑顔になって解決の糸口にを見つけるということもありました。

ただ、これは賛否両論あるようで、子どもに考えさせないと考える力が芽生えないという説もあります。うちではアドバイス的なことをしてしまっていましたが、今のところ・・・・これで良かったと思えています。

まとめ

HSCのお子さんを持つ保護者の方は特に気を遣われていると思います。小学校という社会でうまくやっていけるのかなと不安でいっぱいではないでしょうか。

どんなことであれ、まずは現状を把握し続けていくということだと思います。保護者が出来ることは自らが動いて情報を得ること。

そして子供が何でも話せる親子関係を築いていくことが何よりも大事なんじゃないかなと確信に近い気持ちでいます。

そういえば、多少アドバイスを言ってしまうと言いましたが、いつも考え方を伝えていました。こういうことは嫌だけど、考えようによってはさ、とか。逆にこうじゃない?なんていう感じで。

おまけの話

実は最近、中学生になった娘が、褒められたことがあります。「娘さんはいつも前向きに解決しようとして、いいねぇ素敵だねー」

本人に伝えたところ「いやいや、ずっと悩んでるし苦しいし色々あるんだよ、本当は。そうは見えないだろうけどね」と言っていました(私はすぐわかるけど笑)

それでも、嬉しそうにニヤニヤしていたので、そう思われているということがまた一つ娘を成長させるきっかけになったかもしれません。

ポジティブ思考を植え付けるというのも、わが家では有効的だったのかもしれません。

同じように悩んでいる方の参考にしていただけたら嬉しいです。ではまた。

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