こんにちは、りみです。子供の小学校生活、心配ですよね。私も娘の学校生活、低学年のうちは本当に心配ばかりしていたなぁと振り返っています。帰ってくれば「楽しかったかな」「友達はできたかな」「授業はついていかれたかな」など、言葉にせずとも目で問いかけていました。
そして現在・・・娘は高学年ですが、毎日とっても楽しく学校に通っています。そして中学受験に向け、日々頑張っています。
低学年の時に比べるともう、別人のようです
高学年になっても、心配なのは変わりませんが、その質は変わってきたかなと思っています。そして特に低学年のうちは、心配し過ぎてこちらまで病んでしまいそうになるママたちも多いと聞きます。あなたもその一人でしょうか。
疲れちゃいますよね・・・
さて、子供が内向的なだけに、私もかなり心配性の母です。HSP寄りのママの場合はそれ以上ではないでしょうか。私も昔はHSPの気質があり、それでも何とか遠くから見守れるようになってきたと思っています。それと同時に娘も強くなってきたなと感じています。
心配性のママはあなただけではありませんよ。みんなわが子が心配なんです。子供にあなたの不安が伝染しないように、少し俯瞰して、少し気を楽にして見守る方向に変えていきませんか。
心配が止まらない
子供が小学校に入って、心配事が増えますよね。幼稚園や保育園の時は大人がいて当たり前の集団だったのが、急に大人の目が届かない「社会生活」の始まりだからでしょうか。
こんな心配していませんか
学校生活で見えないからこその心配ごとです
- 学校でのお友達関係は大丈夫かな
- ひとりぼっちで寂しくしていないかな
- 先生に自分のことを伝えられるかな
- 授業についていかれてるかな
- 体育の着替えは大丈夫かな
- 給食はおいしく食べてるかな
- トイレは我慢してないかな
- 帰りはちゃんと家まで帰れるかな
- とにかく、辛いことはないかな
などなどなど・・・心配がたくさん
心配しすぎて、こちらの身が持たないですね。その気持ちわかります・・・。私もそうでしたから。
その心配を抱えてついついやってしまうNGなこと
子供は親の行動や、感情を鏡のように受け取ってしまうそうです。ついついやってしまう行動ありませんか。
- 入学式、クラス替えのあとなど、学校から帰るとすぐに「友達できた?」と聞いてしまう
- 「学校はどうだった?」と答えようのない聞き方をしてしまう
- 少し暗い表情を読み取って「何があったの?」とぐいぐい聞いてしまう
- お友達とトラブルがあったと聞いた途端に目の色が変わってしまう
- 「こうした方がいい」「ああしたほうがいい」とアドバイスをしてしまう
- トラブルがあったことで子供をしかってしまう
などなど。心配だからこそ聞いてしまう学校生活のあれこれ。だけど、これは絶対にNGですよね。きっと、冷静になれば分かることだと思いますが、心配だとその判断が出来なくなって、つい暗い顔で詰め寄ってしまう。その上、まだ説明がおぼつかない子供からの情報で、余計に不安になるという・・・負の連鎖。
これはとってもツラいです・・・
子供が辛いのではなくて、ママであるあなたの方がきっとつらいと思います。あなたは愛情たっぷりの素敵なママです。だからこそ、わが子を思うからこその不安で圧し潰されそうになるのではないでしょうか。
子供を立派なひとりに育てたい
子供は今、学んでいるということ
そうです。社会生活で戸惑うことが多いし、子供同士は辛辣で容赦のない集団だったりします。HSCの子供ならなおのこと心配だし、学校での生活をケアしてあげる必要も時にはあると思っています。
だけど、だけど。子供は今、学んでいる最中です。友達の理不尽さを目の当たりにしたり、思い通りにならないことを悔しい!どうすればいいんだ!と小さな心と体で学んでいます。そして、集団生活ってこういうことなんだと実感しているわけですよね。
- 友達の理不尽から学ぶ
- ひとりの時間をどう過ごすか学んでいる
- 先生にどうしたら伝わるかを考えている
- 喧嘩の仲直りの方法を学んでいる
例えば、うちの娘も2年生ぐらいの時、クラスメイトに理不尽ジャンケンを強いられていました。何も言えないHSC寄りの娘は、「後出しした!」と言われその子が勝つまでジャンケンをさせられました。その時はただ涙を流していましたが、その時の悔しい記憶は高学年になり「重要な場面のジャンケンは第三者を立ててやること!」「もめそうなときはくじ引きにする」とか「先生に決めてもらう」とか、いろんな方法を編み出すきっかけになりました。
もしくは、親の私たちはわが子がクラスで独りぼっちだったらどうしよう・・と思います。わが子にはいつも友達とワイワイ楽しく過ごしてほしいものです。だけど、ひとりが悪いことではないと、親の私たちがまず考える必要があると思います。
それは真意だし、私たちも子供もすごく楽になりますよ。
不安な私たちが子供にしてあげること
何よりも、俯瞰して見守るということでしょうか。子供から相談されたり、泣きながら帰ってくることがあれば、もちろんたくさん話を聞きます。真摯に受け止めます。共感して抱きしめます。
必要であれば、すぐに学校に駆け付けることもしてあげたいです。
でも、「あー・・わが子は今成長しているんだな」「将来困らないための強い心を育んでいるんだな」と子供の人生を俯瞰してみると、自分とわが子は別人格で、この先の人生は子どもが作って行かなくちゃいけないんだと、少し冷静になれます。
まとめのお話し
不安から少し解消されるキーワード集
私が不安にいっぱいになっていたころに、何度も言い聞かせて、落ち着かせていた考えをまとめてみました。不安症なあなたに効果的なワードはありますか。
- 子どもは今、まさに学んでいる最中だから手出しはしない
- 一人でも大丈夫な子になる!誰かがいないとダメ!と思っている子にはならない
- これから先も初対面の場面は何度も来る(慣れることは経験を積むこと)
- 子供だからこそ、失敗がたくさんできる
- 突然、親がいなくなったら子供は生きていけるのか
- 子どもと私は別人格で別の人生なんだから私のやり方は通用しない
- 忘れ物して怒られて自覚を持てる(小学生のうちに叱られること)
そして、子供が不安を話したら共感してあげること
不安だらけの私と娘が学んだこと
現在、最高学年になった娘ですが、毎日笑顔で学校に通っていますし、中学受験まで笑顔で乗り切ろうとしている状況です。
ずいぶんと強くなりました!
もちろん、苦手なこともあります。6年生になると顔見知りが増えます。逆にちょっと知ってるぐらいのお友達には自分からは気軽に会話ができないなど、いろいろとHSC気質ならではの繊細さが、コミュニケーションを邪魔してしまうこともあります。
ですが、そのHSCの繊細さが「くるみって話しやすくて好き」と言ってくれるお友達もいるわけですから、プラスマイナスでプラスです!
浮かない顔をして肩を落として帰ってくることもあります。でもそれは、当たり前。そんなに楽しいことばかりなわけがなく、私には話さなくなりましたが、きっとちょっとした不満や不安があるのでしょう。
わが子よー!がんばれー!!
と、心の中でエールを送るだけです。
今回は、ママであるあなたのメンタルを保つために、子供の生活を少し俯瞰してみようというお話でした。子供を思うからこそのあなたの不安はとっても優しく愛情にあふれているはずです。
あなたのその愛情が花開きますように、お子様の成長をそっと見守っていきましょう。