高齢出産の私が娘に実年齢を告白した日

こんにちは、りみです。

今回は、高齢出産について回る(?)「子供に本当の年齢をいつ言うか問題」について。

私は娘が小学校に上がるまで、実年齢を言わずにやり過ごしてきました。高齢出産したママは、大抵周りのママたちよりも年上で・・へたしたら一回り以上違うママもいたりします💦これは、なかなか衝撃です。が、そりゃそうですよね、想定内です。

私は、子供に年齢を聞かれて、はっきりと「何歳だよ」と言える母が正直、羨ましいと思っていました。

それは若い母だけではなく、同じように高齢出産したママが堂々と(当たり前ですが)「私は40歳で出産したからー」と誇りをもって言っている姿に後光が見えるほどでした。

そして私はというと、常に「28歳だよ・・・気持ちはいつもね」と答えていました。大体の年齢に察しがついている周りのママにはうけていましたが、往生際がわるいでしょう、私。ダメですよね。情けないったら。

悪いことをしているわけでもないのに、若いママが正しいわけでもないのに。変に色々考えてしまって。なんか言えない。そんな幼稚園時代でした。

何故、実年齢を言えなかったのか。自分なりに考えてみると

  • わが子が他の子にからかわれてしまったら可哀そう・・・。と思ってしまった
  • わが子がママの年齢を知ってほかの子の親とのギャップに戸惑うかもしれない
  • 他のママ友と距離が出来てしまったり、気を遣われたら嫌だなと思った
  • 自分で高齢出産をあまり意識したくなかった。年齢も然り。若い気分で子育てしたかった
  • 理解力が出来てから、いずれきちんと言う予定だったから

自分自身に、正論をたたきつければ「年齢なんて関係ないし、望んで望んでようやく産まれた大切なわが子。年齢じゃなくて、どれだけ大切に思っているかが大事でしょうー。それを教える重要性!」となったと思いますが・・・

でもね、いえなかったんです。子供が幼稚園の時は・・・。

それでも、ようやくひざを突き合わせて話しました。あなたがどれだけ待ち望んで産まれた子か。出産までの奇跡とか、感動とかも全て話したら、HSCの娘はぽろぽろと涙を流して、お互い抱きしめ合う・・という想定外の感動的なシーンに(笑)←笑じゃないって

そして

その日の夜、寝る前に娘が難しい顔をして私に尋ねてきました。

「ママは死んじゃうの?」

「え・・?死なないよ、元気だよ、ん?」

どうやら娘は私の年齢を知って、あと何年生きられるのか・・という漠然とした不安を抱いてしまったようです。

娘、その時小学2年生。

私47歳。

そうだよね。不安になるよね。周りのママは30代か40代前半がほとんど。子供のころ、親が死んでしまうという不安を確かに私も抱いていたのを思い出します。

高齢出産で、一番のしかかってくる現実として、娘の将来をどこまで見ていられるのか、また娘に寂しい思いをさせてしまわないか・・

考えると襲ってくる寂しさかもしれません。

そのために、立派なひとりに育てないといけないなと、改めて思うのでした。

どうでしょう。

ちなみに、その時に「人はいつ死んじゃうなんて、分からないんだよ。でもママはずー--っと元気でいれるようにするから、心配しないでいいよ!」と言ったら、「そうだよね!」と嬉しそうにニッコリ笑ってくれました。

実際、元気でいられるようにストレスにならないぐらいに、健康管理をしていきたいと思います。

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