【中学受験ブログ】本気で中堅校に合格するための方法(女子)

こんにちは、りみです。

わが家ではメンタルを壊さない、楽しむ受験を目指していました。そして最後まで楽しく走り続けて居られたのは、家族でしっかりとベクトルを合わせていたからだと思っています。

当初、我が家は中学受験の知識が全くなく、4年生で周りのお友達に憧れて入った塾で何となく周りと同じような学校をひとまず目指す形を取っていました。はっきり言って、志望校はほとんど曖昧。知り合いの子が行っていた上位校の評判がとても良いと言われて、見学に行き本当にいいと思ったので決めてみた、というクチです。

ところが、その目標が高くあったことが功を奏したように思いました。今振り返って、こうしておいて良かったな、こうした方が良かったと思うことをお伝えしていこうと思います。

今回は中堅校を狙っていく女子のために、娘の実践した合格への道をお伝えしますね。本気で中堅校(偏差値でいうところのY45~Y55あたり)を目指して行く方の参考になれば嬉しいです。

本気ですよ、本気で目指す方!

女子・・としていますが娘の話なので男子だとアプローチが違うのかなと思ったからです。男子は経験してないので女子としました。男女ともに参考にしていただけることがあれば嬉しいです。

目次

目標を定めること

上位校を目指す!

おいおい、いったい何を言っているのかと思うでしょう。ところがこれ、マストです。中学受験はご存じの通り大変シビアな世界であり、激しい競争です。受験生の3割ほどしか第一志望校に合格できないというのが現状です。それは、上位校も中堅校も同じです。はっきり言って中堅校はボリュームゾーンと言われて、上位校や難関校の生徒までもが、併願校として受けます。一番の激戦区。

そして中堅校を勝ち取れるのははやり、こういった上位校を目指していたお子さまが最終的に落ち着く学校であることが多いです。

中堅校に本気で行きたいと思ったら、やはり上位校を目指していくことを強くお勧めします。(最終的に受けなくても大丈夫)

塾でも上位校志望者の多いクラスに入る

できれは、上位校志望者の多いクラスまで上がっていくと有利です。これは、4,5年生なら基礎問題をしっかりと出来るようにしておけば、クラス分け対策にもなりますね。超難関校・難関校クラスではなくて大丈夫ですよ。6年ならクラス替えを意識するよりも、志望校の基礎問題をしっかりと出来るようにすることの方が重要かもしれません。(6年生はクラスをあげるのが難しいです)

そうはいってもそれがなかなかできない・・というのも分かります。それでも、中堅校に本気で行きたいならどこかで、少し負荷をかけていく必要もあります

基本問題を間違えない・・・を繰り返すこと。

中堅校を目指すクラスよりは、上位校を目指す子が多い環境の方が断然自分が楽になります。みんなについていこうとするし、クラスの雰囲気はとても大事だと思うからです。

第一志望校の3割しか合格を手にすることは出来ないんです。我が家はゆるい受験を目指していましたが、それでもこのことを知った時は、すべてに縁がなかったら、、と思とやはり怖かったです。(実際は市立でも良いと思っていました。だけど娘には言いませんでしたが出来ればどこか娘に合うような私立に行かせてあげたい・・・という思いはありました

中堅校を目指すための勉強

基礎問題&基礎勉強が90%

これが全てです。

中学受験で中堅校に合格する鍵はやはり、基礎問題を完璧に解くということだと実感しました。上位校を目指していた時にも感じましたが、基礎問題が90~100%取れているのが大前提なんです。

基礎問題のケアレスミスや、計算ミスなどをなくしていく、理社においては基本的な知識を確実に入れていくこと。

このことが最も重要だと感じました。

これが小学生の子供にとっては一番大変

どういうわけか、問題用紙で計算して、解答用紙には違う答えを書いてしまうや、単位を間違える、解答用紙の転記ミスなど、うそでしょーという間違えをします。

驚くほどします笑←いや、笑えない・・・

こういうことも、一つずつ絶対につぶしていく。応用問題や難しい問題に取り組むよりも、確実に点が取れていく方法です。

難しすぎる問題に手を出さない

手を出してもいいですが、最終的に中堅校をめざしているなら基礎問題が8割取れてからと思っています。特に超難関校が出しているような問題をクラスでみんな解く時間がありますが、はっきりいってそれをするなら、基礎問題を10問解いていた方がいいと思ってしまいます。塾の先生も「これは出来なくてもいいよー」と言ってたり。じゃあ出さないで

超難関校の出す問題は独特すぎる・・・

ちなみに、応用問題は基礎問題と同時に取り組んでいきますが、基礎問題が8割取れないのであればまずはそちらを集中してやったほうが、いいと思います。我が家は結果的に点数が取れるようになりました。

基礎問題、間違えだけじゃないですよ。スピード感も大事なります。それを全てクリアする必要があります。基礎問題、本当に重要です。

娘も驚くほど、ケアレスミスや凡ミスが多くてもったいない点数を何度も経験しています。そこで、家では基礎問題だけど何枚もコピーして(間違った問題)何度も繰り返しやりました。

模試・テスト結果の活用方法

これもやはり、点数や偏差値ばかりに目が行ってしまいますが、我が家では最後の最後まで模試の点数はほとんど関係なかったです。

はっきりいって、偏差値も合格%も届かず・・・それでも上位校に受かりました。運もあるのかな?と思いますが実際に模試よりも、過去問だと思います。模試の点数で一喜一憂する無意味

塾としては、その点数によってデータを取りたいですから、沢山受けさせたりしますが本人にとっては場慣れのためのテスト・・ぐらいに思って受けるのがいいと思います。

そして、一番大事なのはどういう問題をおとしてしまったのか。ケアレスミスや凡ミスの問題を洗い出す。また、基礎問題で出来なかったところを一緒に見つけるのがいいですね。うちの子は現実逃避型で振りかえるのを嫌がっていましたが(おい!)、やはり基礎問題や凡ミスなどは一緒に指差し確認しました。(ここは無理やりでも笑)

親が模試の結果に一喜一憂する必要はないと思います。子供にプレッシャーを与えてしまうだけです。楽しい受験、中堅校を目指すお子さま&ご家族にとって模試の結果で落ち込まない・・というのも大事だと思いますよ。

「おおー、ここで間違えててよかったねぇ。本番じゃないもんねー」と何度も、何度も言ってました。何度も・・・。

何度も・・・

あきらめないで・・・

実際の受験校をどうするか

1月受験と2月受験

秋も過ぎてくると、塾にも受験スケジュールなどを提出したり、先生に併願校まで全て伝えていくと思います。過去問なども始まっているから、もう少し前からでしょうか。

実際に受験するのは1月~2月ですよね。それまでに決めればいいんです。今まで第一志望校と挙げていた上位校に本気で行きたくなり、挑戦したい!と思ったら受ければいいんです。

あとはスケジュールですね。

何校受ける予定でしょうか。娘は1月に1校、2月に4校受けました。平均的な数のようにも思えますが、どうでしょうか。

東京や神奈川に住んでいるかたの中学受験といえば「2月の勝者」の漫画やドラマでもありますが、2月がメインです。

1月受験は本番の空気を感じるため、お試しにする方が多いです。

娘が「ワクワクする」と言った最初の受験は、首都圏で行われた他県の学校です。結果も良く、これは受けて良かったなと思えた1月受験でした。

ただ、これは賛否あるところだと思います。有名な学校ですと、フェス会場のような混雑をします。1月という大事な時期にわざわざ遠くまで行って、感染リスクを伴ってまで受験する必要あるのかな、と思ってしまいます。行かないとおもっている学校なのに。

本当に行きたい学校なら、もちろん受けます。また、合格という喜びを手にして、安心したいという方もいるようです。

ご家庭の考えでよく考えてみてくださいね。

娘の塾の先生は一蹴・・・「あ、行きたくない学校の受験なんて、しなくていい」でした笑

行きたい学校をたくさん見つけておく

スケジュールの前にすべきことですが、行きたい学校をたくさん見つけておくこと。そして、それをスケジュールにうまく組み込んでいくことが大事です。

例えば、2月1日~3日に縁がなかったとしても、4日、5日、6日と受験できる学校はまだあります。その時に、素敵な学校を知っているだけで、最後まで受験を前向きに進めることが出来ます

仕方がなくそこにする、じゃなくて「あの学校はあれが素敵だったよね」と思えて行く進路では、雲泥の差だと思いますよ。

  • とっても行きたい学校(1校~2校)
  • 行きたいと思う素敵な学校(1校~3校)
  • チャレンジ!行きたい憧れの学校(上位校1校)

このなかで、偏差値や過去問のクリアの頻度などでスケジュールを立てていきます。

2月1日に合格を貰えそうなところにするか、チャレンジするか。ここは分かれるところですが、娘は相応の学校を選びました。(相応とは過去問で安定して合格点を取っていたところ)

精神衛生上のためです。そして、午後は安全校2校(この中にとても行きたい学校がありました)、そしてチャレンジ校に安心して?挑めました。

チャレンジ校を受ける前に、とっても行きたい学校の合格を貰っていたので、心の余裕がありました。これは、どの学校でもいいと思います。だって、どれも行きたい学校ですから。

実際に「安全校」は存在しません。合格したのはその問題との相性(運もあります)、行きたい気持ちと、やはり一番は基礎問題(ここに戻る笑)です。ただ、指標として過去問が毎回クリアしているというのは、希望が持てる学校=安全校ということになります。

娘は結果的に12月に突然変えたチャレンジ志望校(急遽第一志望校になった)への進学となりましたが、「どの学校に行ってもきっと楽しかったと思う!」とも言っていました。

もちろん、第一志望校チャレンジ校に合格した時の喜び様ったら・・・。

まとめ

中堅校を真剣に目指すというのは、戦略と努力が必要になってきます。ゆるい受験、メンタル重視の中学受験は、楽で簡単な受験ということではありません。

本人の努力あっての受験ですし、家族も覚悟をもって取り組んでいくことが大切だと思います。

ただ、そうして着々と進めていく中で、こうした結果に結びついていけると思っています。

皆さんの中学受験が、良い結果となりますように。

それでは、また。

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