こんにちは。待ちに待ったユーミンの武道館ライブに行ってきました。チケットがなかなか取れなくて5月から始まったツアーに初めて参加することが出来ました。
ユーミンは才能と努力し続けるパワースポット!
人生50年も生きていると色々あるじゃないですか。人生40年だって、30年だって、娘の10代だって生きていくと色々ありますよね。
それが、ユーミンの歌や言葉や世界観で浄化されるというか、何といえばいいでしょう。いろんな悩みや心配ごと、私たちの抱えているものは「ほんの宇宙のかけら」なんだと腑に落ちてくる感覚です。
心が震えます。
そして50年の間、シンガーソングライターとして第一線で走り続けているユーミンの存在。一切、手を抜かない完ぺきなステージが私たちに力をくれました。
もはや、ユーミンは才能と努力し続けるパワースポットです。
ユーミンの言葉がポエムになる
セトリなども紹介していきたいのですが、「こころのまま」~「リフレインが叫んでる」までの最初の3曲で一瞬にして会場は一体となりました。ステージの炎と海という対局にある演出と、演者のアクト。そのクオリティの高さに「これは夢ですか?」状態です。
そしてユーミンの歌が心にしみます。完璧な歌声を聞くならCDで聴けばいい。ライブの良さは二度とないその時の情熱の波を感じることでしょうか。ユーミン自身が「私はシンガーソングライターなのでその曲を表現していくのはライブしかない」と言っていたのが印象的です。まさにその通りです。
また、ユーミンのMCで語られる言葉がすごい。
「集団心理はまるで海のよう・・・コントロールが出来ない荒波。それでも私は人類の知性を信じたい」素晴らしい言葉です。今の世の中を、そして普遍的な世を表しているようです。
また、武道館というステージに思い出が詰まっていることを「思い出がミルフィーユのように何層にもなって、ハラハラとこぼれ落ちてくる・・・」という表現!さすが!詩人!と思っていたら、ユーミンがすかさず、「すみませんね、私レベルになると発する言葉が全てポエムになってしまう」会場は大爆笑!そしてうなずく観客。
発する言葉がポエムになる。見ている景色には額縁がある、そんなユーミンの感性が生み出す楽曲や、ステージをこれからも私の生活に彩りを与えてもらおうと思います。